新築マンションを魅力的に見せるコツ
日本ではJISマークがついていると、皆安心して購入しますが、これなど自分の判断でなく、人の判断に委ねている典型例です。
私の会社は屋根材とアルミサッシでJISマークをとっていますが、それではこの2商品だけが優れていて、他の商品が劣っているかといえば、決してそうではありません。
JISマークがなければ、それなりの評価をしてくれないので、仕方なくとっているだけのことです。
JISマークのない商品でも会社の責任において生産しているので、品質的には絶対の自信があります。
本当は商品の善し悪しを決めるのに、国の認定など必要はないのです。
JlSマークがついていなくても、消費者は商品の善し悪しを判断できる力量を身につけなくてはなりません。
認定制度など余分な制度があるから、既存の産業界はコスト低減の努力をしなくなるのです。
だから価格は安くならないのです。
最近、日本企業は競ってISO(国際標準化機構)をとろうとしていますが、これなどもお墨付きがないと、自分の商品に自信がもてないことのあらわれでしょう。
企業の購買担当者も、認定のない商品を買って事故でも起きたら、自分の責任になって出世が遅れ、場合によってはクビになったりもするので、価格は高くても無難な認定商品を購入するようになるのです。
こんなことばかりを気にして自己保身に走っていては、安くて品質の高い商品を調達することはできません。
消費者の自己責任を確立すれば、国は責任を問われることもないし、また一方では、許認可権を振りかぎしたりすることもないはずです。
国民が主体性をもって自己責任に目覚めなければ、規制緩和は進みません。
本当の自由経済は、自己責任にもとづいてはじめて機能するものなのです。
この点についていえば、消費者の側にも大いに問題があります。
H技研が自動車業界に参入し、シビックを開発したとき、当時は国内では売れませんでしたが、海外で高い評価を受けると日本でもたちまち売れるようになりました。
これなどは、消費者が自分の頭で商品の善し悪しを判断できなかった好例ではないでしょうか。
住宅の建築を依頼するときも、施主は自己責任の意識に目覚めて施工業者を選ぶことが大切になってきます。
住宅の価格破壊がブームになっていることもあって、最近のユーザーは施工業者を選ぶとき、まず価格の安さに着目する傾向があるようです。
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